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議論することについて [日記]

以前に以下の記事で、議論することについて書いていましたが。

ツイッターをやっていて思うのは

追記というか、思うところがありましたので、ここに書いておこうと思います。

上記の記事で、議論することは

「自分自身の意見の中にも穴と言うか矛盾点というか、そういう何か足りないところに気付くことができるという良いものである」

と、書きましたが、もっと大きなメリットに気付いていませんでした。

もっと大きなメリットとは、やはり

「自分の意見の立場以外の人の立場を理解することができる」

ということだと思います。

何故その人がそういう意見に至ったのか、これはその人と議論してもそれがわかるところまで到達するか否かはわかりません。

しかし、そもそも議論しなければ100%理解することはできないですよね。

こういう自分とは異なる意見の方とたくさん議論することにより、いろいろば立場で物ごとを考えることができるようになります。

すると、例えばですね、新しい商品を開発しなければならない時に、その商品をどういう機能をどういう客層をターゲットにしてどういう価格帯で販売するか、ということがより詳細に分析できることになります。

となると、会社は力を入れて出したのに消費者には見向きもされず大コケしてしまった、ということがより起りにくくなりますよね。

アメリカではディベートが盛んであると良く聞きますが、このディベートとは「ある議題を賛成側と反対側に分けて一定のルールで討論する」というものですが「本人の意見は全く考慮されずに」議題は与えられるし賛成か反対かに分けられます。

となると、もちろん自分の意見とは真反対の立場に置かれることもあるわけです。

あえてその立場で物ごとを考えてそれで論争しなければならないのですが、それを繰り返すと次第に物ごとの捉え方が幅広くなってきますよね。

そうやって鍛えられた頭の良い人がグーグルやアマゾンを立ち上げて世界を席巻しているわけですよ。

議論とは相手を論破するものとしか捉えていない人がたくさんいる日本人がそれに対抗できないのは、当然の流れのような気がします。
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